花まつり千僧法要@奈良東大寺

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4月26日に奈良県にあります東大寺大仏殿にて「仏法興隆花まつり千僧法要」を全日本仏教青年会として厳修させていただきました。

世界平和の祈りを東大寺大仏殿に鎮座する「毘盧遮那佛」(大仏様)前で大般若を転読し、祈願するものです。
通常は華厳宗の方々がお守りする大仏殿で他宗が法要を行うことはもちろんできませんが、全日本仏教青年会の理念をご理解いただき昭和63年より毎年超宗派の青年僧侶で勤めさせていただいております。

世界中で多くの人々が、飢饉や飢餓、紛争や戦争、それ以外多くの要素で悩み苦しんでいます。一人でも多くの方が我々の祈りで大仏様の力をお借りして救うことができればと思います。

本年度、全日本仏教青年会ではSDGsの10番「Diversity & Inclusion」を実現する運動を行います!
Diversity & Inclusionとは、性別、年齢、国籍などが違う人々に、それぞれの個性や能力に応じて活躍できる場を与えよう、という考え方です。

これを全日本仏教青年会では「寺院というフィールドを活用することで様々な人々を受容する場を提供し、僧侶として多様性を受容し活かす考え方を発信することで、国家安寧、恒久的世界平和を実現させます。」というテーマに変えて実践していくのです。
今回の法要では祈りの力ですが、今後は祈りと実働をおこなっていきます。

まずはじめとして、世の中に今一度「ありがとう運動」を広げます。
ありがとうという感謝は、相手を想いやることから始めます。私たちは誰一人として一人で生きていくことはできません。他人に迷惑をかけたりかけられたりしながら生きていくのが当たり前です。
そこには、思想も違えば理念も違う、肌の色も、言語も、歴史も違って当たり前の世界が広がっています。それらを受け入れながら共存して生きていくことしかできないのではないのでしょうか。

今の自分を構成するものは、良いも悪いも含めた沢山の出会いや出来事、顔も知らないご先祖様や一度もあったこともない人々。これらのどれが欠けても違った人生を歩んでいるのです。だからそ、全ての人に感謝しこれからも手を取り合って生きていくことが大切だと思います。

事あるごとに「ありがとう」という感謝と共に手を合わせ、世界中の人々がより幸せに生きれる世の中を広めていきます。

ぜひ皆さんも、各種SNS発信の際は「#ありがとう運動」の言葉とともに感謝を全てに捧げる行動を起こしていただけると幸いです!

#ありがとう運動

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