気が付けば師走。
最近は文字通り師として走り回っています。
東奔西走という言葉も忠実に守り、北海道から沖縄まであわただしく走り回らせていただいています。
さて、題名にもある通りお坊さんって何だろうということについて私なりの見解を書かせていただきます。
みなさん。
お坊さんてなんですかね??
お葬式する人。
なんか難しい話する人。
偉そうにしてる人。
禿ている人www
私は、「生きている人に寄り添い、光明を見出す気付きを与える人」だと考えます。
この「生きている人」というのが最大のポイントになるのではないでしょうか。
何となく人の死がなければ登場しない人物のように思われますが、そんなことはありません。
むしろ逆です。
生きている人々を救うことが私たちの最大のミッションです。
檀家制度ができてから300年くらいでしょうか。私たちのお寺はお檀家さんに守られて存続しています。
しかし、それが逆に弊害となってお坊さんたちは壇務という言葉を逃げ言葉に布教活動から遠ざかっているのではないかと思うのです。
私は、縁あっていろいろなところで「生きる」とはや「仏教」について話す機会をいただいていますが、同時に言われることは
「お寺を放置している」
「檀家さんを無視している」
「壇務をサボっている」
という声も聞こえてくるのは事実です。
もちろん私自身もバランスが悪く考えなければいけないこともたくさんありますが、お坊さんはもっと外に出ていろいろな話をたくさんの人とするべきだと思います。
葬儀をしていていつも悩んでいたのは、私たちの読経だけでは残された家族を「安心」させられていないという現実でした。
だからこそ、最近はもっと日本人として自然を大切にし、暦などの時間軸に気を向けメッセージを受け取れるようにしています。
カウンセリングというと語弊があるかも知れるかもしれませんが、もっと人々に寄り添い、心の声を聴き人生を豊かにするサポートをしていきたいと思います。
そして将来に向けては、日本にもたくさんの外国人の方が訪れたり住んだりしています。
その方たちのカウンセリングができるよう英語も自在に操れるようにしてい行きます。
「やっぱりお坊さんがいてくれてよかった。」
「救われた」
そんな声を一人でも多くいただけるよう尽力してまいります。
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